節水シャワーヘッドに変えたらお湯がでなくなったということをたまに聞きます。
どうして節水シャワーヘッドに変えるとお湯が出なくなってしまうのでしょう?
給湯器が壊れちゃったの?対処方法はあるのでしょうか?
節水シャワーヘッドでお湯がぬるくなる原因は?
節水シャワーヘッドに変えたらお湯がぬるくなってしまうことはあるのでしょうか?
最近の給湯器ではほとんどないとは思いますが、稀にそのようなことがあるみたいです。
まず給湯器には大きくわけると2種類あります。
- 「貯湯式」
- 「瞬間式」
貯湯式は、タンクに水を貯めてから水を沸かす仕組みです。
瞬間式は、その名の通り瞬間的に加熱しながら給湯する仕組みです。
節水シャワーヘッドでお湯がぬるくなる可能性があるのは瞬間式の法です。
貯湯式はタンクに水を貯めて水を沸かし、そのお湯がシャワーからでてくる仕組みなので節水シャワーヘッドに変えたからといってぬるくなることはありません。
一方、瞬間式の方は、瞬間的に加熱しながら給湯する仕組みなのですがある程度の水量がないとお湯にならない場合があります。
給湯器によって量は異なりますが、最近の給湯器ではよっぽど水量が少なくないと起こらないようですね。
つまり、節水シャワーヘッドに交換することで供給するお湯の量が減るため給湯機能が動作しなくなりお湯がぬるくなってしまうということなのです。古い給湯器を使っている方は注意が必要です。
節水シャワーヘッドでお湯がぬるくなる対処法

では、節水シャワーヘッドに交換してお湯がぬるくなってしまった場合どうすれば良いのでしょう?
対処方法についてご紹介します。
お湯を最大まで出してみる
まずは給湯器が故障していないことを確認するためにも水栓を最大まで開放してみましょう。
これでお湯が安定するようなら、節水シャワーヘッドによる節水が原因の可能性が高いです。
温度設定をあげてみる
節水シャワーヘッドは、お湯の量が制限されますので通常のシャワーと比べるとぬるく感じがちです。
ですので、今までよりも設定温度を2~3度あげてみましょう。
給湯器を交換する
これはかなり大がかりですが節水シャワーヘッドを使いたい場合は、給湯器の交換を検討してみて下さい。
少ない量でも作動する給湯器が販売されていますのでそちらへ交換することでお湯の温度はあがるはずです。
節水シャワーヘッドを返品する
節水シャワーヘッドの中には、30日以内であれば無条件で返品することができるものがあります。
給湯器を交換しない場合は、節水シャワーヘッドの使用は断念するしかありません。
節水シャワーヘッドに交換してお湯がぬるくなった場合の対処法
節水シャワーヘッドに交換することでお湯がぬるくなってしまう原因についてご紹介しました。
また、お湯がぬるくなった場合の以下の対処法もご紹介しました。
- お湯を最大まで出してみる
- 温度設定をあげてみる
- 給湯器を交換する
- 節水シャワーヘッドを返品する
もし、節水シャワーヘッドに交換することでお湯がぬるくなってしまったという場合はぜひ試してみて下さい。